公務員試験の人文科学対策

人文科学

人文科学は日本史、世界史、地理、思想、文学・芸術の科目からなり、多くの自治体では傾向として日本史、世界史は2〜3問、地理は2問、思想、文学・芸術は1問というのが平均的な出題数です。

 

それぞれの科目は範囲がめちゃくちゃ広い上に出題数が少ないという教養試験の難敵です。

 

 

ここを時間をかけず楽にクリアするためには勉強する科目、捨てる科目を選択することが大切です。

 

まず思想、文学・芸術は他の3科目に比べて範囲が狭いのでここはやっておきましょう。文学・芸術はほとんど出ないので思想だけでもいいと思います。

 

力技の暗記でなんとかなります。

 

 

次に自然科学でどれだけ得点できるか、人文科学をどれだけ勉強するか判断します。

 

 

理系出身で数学や物理や化学はいけるぜ!という方は世界史、日本史、地理のどれか一つで十分でしょう。

 

逆に文系出身で数字なんて見たくもない(笑)という方は世界史or日本史と地理という二科目選択がベターですね。

 

もちろん歴史大好きで世界史も日本史もいけるぜ!という方は地理を捨てても大丈夫です。

 

 

日本史、世界史、地理のどれをやるかは大学受験でどれを選択したかで決めれば大丈夫です。

 

一番受験科目が少ない私立文系専願の受験生でも、大体このどれか一つはやっているでしょう。

 

つまり新たに勉強する科目を一つに抑えることができます(たとえば大学受験で日本史を選択した方は世界史か地理のどちらかを勉強すれば良い)。

 

 

まあ私立文系の政経選択者などはこのどれもやってないので、頑張って二科目やって貰うしかないですね(笑)。

 

政経選択者は社会科学でのアドバンテージがありますので、ここは頑張りましょう。

 

 

公務員試験 世界史、日本史対策

 

どちらも範囲が広いので、よほど地理が苦手という場合でなければ、勉強するのは片方だけに抑えるのが無難です。

 

大学受験でどちらかを選択していたならば選択していた方。どちらも選択していなかったら興味が持てそうな方。

 

 

どちらも興味が持てないという場合は世界史をオススメします。

 

漢字は漢字+読みを覚えなければいけませんが、カタカナはカタカナを覚えるだけでいいので、世界史の方が記憶の負担は軽いのです。

 

 

どちらを勉強する場合でも、まずは流れを掴むために早わかりシリーズを読むことをオススメします。

 

早わかり日本史

 

 

 

早わかり世界史

 

 

 

もちろん大学受験で勉強したのである程度の基礎はあるという方はすっ飛ばしてもOKです。

 

その後は過去問演習。地理を勉強しない方は日本史と世界史だけが収録されているクイックマスターを。

 

地理も勉強する方は人文科学が一冊に詰め込まれているスー過去をやりましょう。

 

 

正直言って過去問集なんて多くの科目において解説と問題収録数くらいしか違いはありません。

 

クイックマスターの方が問題収録数は多いですが、収録科目が分かれているので日本史or世界史と地理を勉強する場合は二冊買わなければいけません。

 

 

そこまでする必要はないので、日本史と世界史しか勉強しないという方以外はスー過去を買ってしまいましょう。

 

時間だけではなくお金も節約です。

 

 

公務員試験過去問新クイックマスター人文科学1

 

 

 

公務員試験新スーパー過去問ゼミ 3 人文科学

 

 

 

公務員試験 地理対策

 

地理は非常に癖のある科目です。暗記科目でもありますが、推理力が問われる判断推理的要素も含まれています。

 

できる人とできない人がくっきりと分かれる科目ですね。

 

当然知識をつけることは必要です。

 

たとえば「地中海性気候」と聞いたら「夏に雨が少なくて冬に雨が多い」くらいのことはすぐに思い浮かべなければいけませんし、チリと聞いたら「銅がよく取れる」、ベネズエラと聞いたら「石油」、ジャマイカと聞いたら「ボーキサイト」、ウクライナと聞いたら「チェルノーゼム」、フランスと聞いたら「原子力大国」

 

というようなレベルですぐ頭に思い浮かぶくらいの知識は身につけないと話になりません。

 

 

そしてその知識を複合させて答えを出すという「地理的な力」を並行して身につけなければいくら暗記しても得点には結びつきません。

 

そのためのオススメ参考書は大学受験の名著である、権田地理B実況中継。

 

 

権田地理B講義の実況中継 上

 

 

 

権田地理B講義の実況中継 下

 

 

 

初版はロシアがまだソ連だった頃に書かれた参考書で、権田先生は早くに亡くなってしまったので内容はその頃から大きく変わっていません。

 

なので20年以上昔の内容です。なのに改訂が続けられて現在でも使える参考書として出版され続けています。

 

20年もたてば世界情勢も変わる。国も変わる。常識で考えれば地理の参考書としては使えなくなるのが普通でしょう。なのになぜこの参考書が良いか。

 

 

それは「地理的な考え方」を身につけるための参考書としてこれを上回るものが20年以上経った今でもいまだに現れていないからです。

 

この一冊を読むだけで「地理的な考え方」が身につきますし、この本を読み終える頃にはきっと地理を勉強するのが楽しくなっているはずです。

 

 

これを終えたら後は先ほど日本史・世界史の項目で紹介したスー過去を使って過去問演習をやるだけ。

 

スー過去のレジュメで知識を頭に入れてから問題に取り組めば知識・思考のどちらも揃うので驚くほどスラスラと問題が解けるようになっているでしょう。

 

 

公務員試験 思想、文学・芸術対策

 

ただの暗記科目なのでスー過去のレジュメで暗記→演習、という繰り返しだけで対応できます。

 

文学・芸術は出ないことも多いので捨てていいでしょう。大体どこも思想が一問という場合がほとんどです。

 

ただの暗記がかったるい、頭に残りにくい、という方はこの本を先に読んでみるといいかもしれません。

 

史上最強の哲学入門

 

 

 

暗記や勉強やそういった類のものではなく、ただただ面白い本です。

 

楽しく読んでください。それでいて哲学の基本がわかります。

 

 

この本を読んだ後にスー過去で勉強すれば暗記のしやすさも変わってくるでしょう。

 

楽しく勉強して合格できればそれ以上楽な話はないですからね。

 

 

人文科学の最も簡単な対策、結論

 

まずどの科目をやってどの科目を捨てるかを決める。

 

自然科学で点が取れる人は世界史or日本史or地理+思想。

 

自然科学で点が取れない人は世界史or日本史or地理のうちから二つ+思想。

 

文学・芸術は捨てる。

 

 

以上となります。